2022年02月17日

大雪後の鴨々川

2022年2月17日 大雪後の中島公園西側を流れる鴨々川
2月に入っても雪は多く、川も橋も雪に埋もれそうな感じだった。中島公園西側の鴨々川遊歩道を歩いて見た。今年は特に雪が多くノンビリ散歩とはほど遠かった。遊歩道に沿って札幌コンサートホール・キタラ、豊平館、日本庭園がある。

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鴨々川に架かる中洲1号橋と2号橋。ここから中島公園を出て公園西側を歩く。

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鴨々川西側は遊歩道だが、今は雪の下。川の右側はキタラ。

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画像の左側は住宅街、右側はキタラ。道路は一方通行で交通量は少ない。

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反対側から見ると、こんな感じ。左側はキタラで右側に渡辺淳一文学館がある。

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更に下流に行くと公園橋。中洲橋からこの橋まではキタラ裏、豊平館横へと続く。

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振り返るとほたる橋が見える。この辺りは一部除雪されていた。

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公園橋横を通過更に下流に行くと右手に豊平館が見えた。

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川の両側は雪がいっぱい。川は深見にあり細くなってしまった。

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更に下流に行くと日本庭園。その近くの橋は中島橋。雪で埋まって橋に見えない。

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中島橋より今まで歩いて来た方向、上流を見る。
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2021年10月03日

詩情を誘うヤナギ並木

失われた鴨々川の詩情を誘うヤナギ並木
中島公園西側の遊歩道、日本庭園、豊平館、札幌コンサートホール・キタラの裏に当たる歩道がある。しかし、ここを歩いて、札幌で一、二といわれるヤナギ並木と思う人は居ないと思う。ヤナギが数本しかないからだ。

その代わり、イチョウが30本あり、ヤナギが倒れた跡の樹木升が沢山ある。山崎長吉著『中島公園百年』北海タイムス社 1988年発行に、次のように書いてある。

「鴨々川には中島橋がある。中島橋はかって中島公園への正面入口であった。(中略)そこから川ぶちにシダレヤナギが続く。札幌で一、二といわれるヤナギの街路樹は詩情を誘うに十分なものがある。その数64本、一部は補植されている」。

札幌で一、二といわれた、詩情を誘うに十分なヤナギ並木は、1988年には補植を含めて64本あった。それが24年たったら21本と激減、9年後の現在は8本、その内3本は危険木として伐採予定になっている。5本に減るのは時間の問題である。

2021年9月23日現在、ヤナギ8本(3本危険木)、イチョウ30本、そして、何も植えられていない植樹升が25カ所ある。

日本庭園、豊平館の裏に限ると、ヤナギ7本(危険木2本)イチョウ5本、植樹升12ヵ所。危険木伐採後は、ヤナギ5本イチョウ5本、植樹升14ヵ所となる。私は残されている植樹升に注目している。

短期間にヤナギが激減した理由は、ほぼ明らかになっていると思う。そして、当局はヤナギ並木の復活の方法を検討しているのかも知れない。放置されている樹木桝にヤナギがが植えられることを願っている。

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2004年5月22日中洲1号橋より撮影。その後、このヤナギは台風で倒木。

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2021年9月23日撮影、イチョウ並木だが良く見ると左端にヤナギ。この木も危険木として伐採予定。伐採後、札幌コンサートホール・キタラ裏を流れる鴨々川西側、遊歩道沿いのヤナギはゼロ本となる。

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同上、伐採される、キタラ裏最後のヤナギ。

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2012年11月5日撮影、豊平館裏辺りに若いヤナギが捕植された。現在は1本しか残っていない。この場所で植えて育てることの難しさを示している。

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その1本が、このヤナギではないだろうか。傷つき痛ましい感じだ。

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ヤナギ3本の内、右側の1本は危険木として伐採予定。

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左側のヤナギは危険木として伐採予定。この辺りの7本は近く5本になる。

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豊平館・日本庭園裏は倒木したヤナギの跡地は樹木升だけになっている。難しいとは思うけれど、何とか工夫して、14の樹木升にヤナギを捕植されることを願っている。

ヤナギ並木壊滅への詳細はこちら → 失われた景観:鴨々川ヤナギ並木
posted by nakapa at 13:40| Comment(0) | 鴨々川

2020年02月29日

水のない鴨々川

2020年2月29日 水のない鴨々川
鴨々川に流す水量は豊平川を出るときに調整できるので、止めた時に水のない川となる。川の流れは遠く茨戸川まで続いている。どこかで河川工事をしている場合に止めることが多い。冬では考えられないが、大雨の時も鴨々川が氾濫しないように調整する。

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鴨々川は、ここ南9条橋から下流に行くとすすきの。橋から上流見ると凍っていた。前方の橋は私道に架かる人道橋だから私は渡れない。

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中島公園に入って、人道橋の次は水天宮橋、川底が露出している。

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川に沿って上流に歩いて行くと中島橋がある。橋の上から見ると左下にオシドリ。

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マガモの群れの中にオシドリの雄が1羽。見ている感じではマガモより気が強い。

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ここは中島公園の西端、中島橋から上流に向かって歩くと東側に日本庭園、豊平館、札幌コンサートホール・キタラが見える。川面は殆ど凍っている。

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キタラに近い中洲1号橋、ここから再び中島公園に入る。

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1号橋の次は中洲2号橋、そこから見た鴨々川上流。

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そこにマガモの雌と雄、水の流れが少ないと川は凍る。寒いだけでは凍らない。

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私が冬の中島公園で見た初めてリス。シルエットしか見えないがエゾリスと思う。

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南9条橋より鴨々川を上流に沿って歩き、白鶴橋まで来たが川の流れは見られない。

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白鶴橋より上流を見ると多くが川底を見せている。

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南14条橋から下流を振り返る。推測だが鴨々川・創成川の一部が現在工事中。
タグ:出来事
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2020年02月21日

冬の鴨々川沿い散歩

2020年2月20日 冬の鴨々川沿い散歩
行啓通に架かる南14条橋から南九場橋の間を散歩した。変化のある楽しい遊歩道だ。

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行啓通に架かる南14条橋、遠くに藻岩山が見える。

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南14条橋から見た鴨々川下流。

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更に下流に行くと白鶴橋。1887(M20)年に、エドウィン・ダンによって競馬場が設置された時、鴨々川を渡る形で馬場が設置されたため、ここに橋が架けられている。1907(M40)に競馬場が廃止されたが、大正天皇が皇太子時代の1911(M44)年に札幌に行幸された時に、この橋を渡って中島から山鼻に入られている。(中島公園三十三選より)

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白鶴橋より上流を見る。左側は中洲。

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白鶴橋の下流、右岸は中島公園、左岸にはマンションが数棟かたまって建っている。

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更に下流に中洲3号橋、少し前から二つに分かれる、鴨々川本流と分流。分流は札幌コンサートホール・キタラ前広場横を流れ、菖蒲池に注ぎ水天宮近くで本流と合流する。

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ここは中洲、橋の名は中洲2号橋。更に向こうに1号橋。

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中洲1号橋、人道橋を三つ渡ると中島公園の外に出れる。次は鴨々川沿い遊歩道。

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左岸は遊歩道だが雪の山、右岸はキタラの裏。ここは除雪され散歩できる。この日は。

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ここはホタル橋、渡辺淳一文学館からキタラに行くのに便利。

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ここは公園橋、市電「中島公園通」電停より豊平館・天文台・キタラへ行くのに便利。

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少し下流に行くと豊平館が見える。遊歩道は雪の下なので車道を散歩。車は少ない。

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中島橋から再び中島公園に入る。右側は日本庭園だが冬期閉鎖中。

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この少し前で鴨々川は菖蒲池からの分流と合流。橋の名は水天宮橋。

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南九橋、ここから中島公園を出る。更に下流に行くと、鴨々川鯉放流場、そこまでは風情
のある散歩道が続いている。向こうに見える人道橋は個人住宅への入り口。


posted by nakapa at 09:47| Comment(0) | 鴨々川

2020年01月29日

薄野南8条を流れる鴨々川

2020年1月29日 薄野南8条を流れる鴨々川
歓楽街として知られる薄野だが、南8条辺りの風景には風情がある。

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駅前通に架かる藻山橋から鴨々川上流を見る。柳並木と高層ビルが映っている。それを壊すように泳ぐマガモたち。川は半分凍っている。全面凍っていたが融け始めたのだ。

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氷の上を歩くマガモ、上流に架かる人道橋辺りも融けている。

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氷の上の足跡がマガモが歩き回った跡。

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冬でもコイが生息する人道橋の下。

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昨日は氷が張っていたが、融けるとコイが見えてくる。だいたい頭を上流に向けている。

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人道橋の下にマガモがこちらに向かって泳いで来るのが見える。冬になるとエサ不足になるせいか、人の姿が見える方向に向かって泳ぐことが多い。よく見ると遠くに藻山橋。

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更に上流に行くと南8条橋、そこから鴨々川上流を見る。この先が中島公園。薄野を流れる鴨々川は春夏秋冬、姿を変えてそれぞれの風景を見せてくれる。薄野は奥が深い。
posted by nakapa at 20:44| Comment(0) | 鴨々川